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プロフィール / Profile

団体設立のきっかけ

浜松市には現在約80か国からの外国人住民が80万人、さらに外国人留学生が300人~400人居住していると言われています。また浜松市内では、国際ピアノコンクールを始め多くの国際的なコンクールやイベントが行われており、多くの外国人が浜松市を訪れています。さらに浜松市は、現在海外の10の都市と姉妹都市・友好都市提携を結んでおり、その数は国内でも多い方であると言えます。

浜松市はまさに、日本の「国際都市」と言えるでしょう。しかし、実際生活をしていて、どうでしょうか。

英語が話せないから…外国には興味がないから…自分には関係ないから…身近に外国人がいないから…浜松市民の中に「国際都市」という意識はあまりないように感じます。浜松市のよさである「国際都市」を、もっと市民や日本中、世界中に発信していく必要性があり、そのためにより多くの外国人との有益な交流が必要であると私たちは考えています。

「国際都市はままつ」を考えたとき、私たちは「留学生」に着目しました。以前、県内大学6校に対しヒアリングを行う機会があり、留学生について大学の意見を尋ねたところ、「留学生の誘致をしたいが留学生を受け入れるための住居整備が十分でない」という回答を多数得ました。

今後、彼らは母国と浜松市の架け橋となるべき存在です。そんな留学生の支援を行うことは、浜松市の国際都市としての発展のために必要不可欠であると考え、まず「留学生の生活サポート」という点に的を絞ってこの団体を構想しました。団体の名前には、浜松市全体が市民にとっても留学生にとっても居心地の良い、大きな「家」になるように、という願いが込められています。

GlobalHouseの目的

現在、浜松市内には多くの留学生が居住していますが、日本に住み学ぶ上で彼らは様々な問題に直面します。

例えば、住まい探し、言葉の壁、生活上のルール(ゴミ出し等)、地域住民との交流不足による疎外感などが挙げられます。

それらの問題に直面したとき、多くの留学生が在学校に支援を求めますが、学校側も多くの業務を抱えており十分な支援をすることができていません。

また、留学生はインターネットを利用して情報を得ていますが、様々な情報が複数の場所に点在しており情報の収集が難しいのが現状です。

Global Houseでは以下の2点を軸に留学生の生活支援を行なうことを目的とします。

「市民と留学生のコミュニティづくり」

「情報と支援窓口の一元化」

彼らの留学生活をサポートすることで、浜松が「留学生に選ばれる街」となり、さらに市民と留学生との交流が促進されれば、浜松市が「国際都市」としてますます発展していくことが期待できると考えています。

市民と留学生のコミュニティづくり

市民と留学生の交流会の実施

留学生が日本での生活に必要なことを学ぶ場とするために、交流会前半に講座(例:公共交通、防災、環境)を実施します。後半は、留学生同士のつながりを深め、また留学生と市民との交流の場を作るため、交流会を開き、その際に留学生が今生活で困っていると感じていることについて情報収集をする予定です。

外国人留学生の支援サポーターの募集

留学生の住居や生活を支援してくれるサポーターを募るために、団体の活動趣旨や留学生のニーズ等を説明します。

また、留学生の居住をサポートする大家さんだけでなく、大学、一般企業、行政、一般市民で彼らの生活をサポートする講座(バスの乗り方、ごみの出し方、銀行口座の開き方等)を開いたり交流会やイベントに参加したりしてくれる人たちにも参加をしてもらい、支援のコミュニティの輪を広げていきます。

留学生・市民のニーズの把握

学生のナマの声を聞くため、そして市民の意識調査をするため、アンケート調査を行う予定でいます。

情報と支援窓口の一本化

ポータルサイトの運営

住居や街中のイベント、市民講座等、留学に必要な情報をまとめたポータルサイト(本サイト)の運営を行ないます。